はじめに
私はCPILSというセブの語学学校に8週間滞在した。
CPILSではどのような教育を受けれたのか解説していく。
大通りの名はMJクエンコアベニュー |
日曜日(1日目)
日曜日の夕方8時ぐらいにセブに到着し、空港で看板を持った韓国人の学生アルバイトの女性と合流しそのまま語学学校へタクシーで向かった。学校に到着すると20代後半くらいの日本人職員S氏と挨拶し、私が滞在する部屋へと案内され、風呂の温水器、エアコンなどの使い方を教わった。
食堂の終了時間の夜7時を過ぎていたので、韓国製のカップラーメンと割り箸を手渡された。3000kmの距離を遥遥やってきた客人に対するおもてなしなのか疑問に思ったが、フィリピンにほっかほっか亭などあるわけないことは理解できていなかった。
月曜日(2日目)
朝食後、クラス分けのテストを受けた。リーディング、ライティング、リスニング、試験官との1対1の会話テストを行った。
CPILSでは各項目の能力を1から6のレベルに分けて、さらに各数字の後ろにHigh,Middle,Lowと+記号を付けて英語レベルをランク付けしている。例えば1Hの上が1H+その次が2Lさらにその次が2L+となる。レベルに応じてクラス分けを行っている。
昼食後日本人の新入生だけが一つの教室に集まり、スケジュールや食堂、ランドリーサービス、門限などに関する説明を受けた。その後、学校のバスに乗ってアヤラモールに行き、モール内のわかりにくい場所にあるがレートが一番良い両替屋で各自両替した。それからは自由行動でスーパーマーケット(メトロ)で必要な物を調達した。
事前にタクシーに乗って語学学校へ帰る方法の説明があったので、タクシーに乗って夕方に帰った。
火曜日(3日目):授業開始日
SSP(英語をフィリピン国内で勉強するための許可証費)6000ペソ、VISA延長費(5週以上の学生のみ)3230ペソ、部屋の保証費(帰国時に返還される)2500ペソの計11730ペソ(約27000円)を支払った。
SSPとVISA延長費は合計9230ペソなので約21000円である。(1ペソ=2.3円換算)
さらに教科書代1950ペソ(4500円)を支払った。
教科書について
Head wayに関しては下記のページが詳しい
教科書代は1950ペソ(約4500円)だった。
先ほど紹介したオックスフォードの教科書を使って授業を進めていて、これから紹介する他の授業も同様にオックスフォードの教科書を使用している。
講師は現地の女性(20代前半)
小さい頃から英語を勉強し続けているようで、授業は全て流暢な英語だった。他の先生も同様のようである。
性格的に明るく、私の悪いところを的確に指摘してくれるくらい親切な先生だったので感謝している。
大学で優秀な学生だったようで、天文学やフロイト心理学について英語で解説してくれたが、なんとなくしか意味がわからなかった。
既婚者で経験が長い分、落ち着いた雰囲気の先生だった。
明るい女性だった。
いつも明るい色の服装で、さらに学生全員に気配りを見せてくれて、学生に対し積極的に話題を振る明るい先生だった。
CDを何回も聞きながら聞き取り内容を書き込んでいくというトレーニングを行った。
クラスは下記の通り。
POPS ENGLISH :英語の歌を聞いて、それをテーマに授業を進めていく
MOVIE CLASS :英語の映画を見る。内容によっては相当に高度なレベルだった
SPEECH IMPROVEMENT :参加はしたことがないが、恐らく名前の通りである。(要事前登録)
TOEIC BEGINNER :TOEICの試験対策クラス
TOEIC INTERMEDIATE :TOEICの試験対策クラス(ハイレベル)
CPILSは他の語学学校に比べて歴史があり、講師の質・量共にハイレベルだと他の学校を知る友人が言っていた。
ある韓国人学生はイギリスに語学留学には行ったものの、1クラスに30人学生がいて話す機会が全く無く嫌気が差してCPILSに来たと言っていた。
アメリカ人ネイティブが1:8の授業しか担当しない理由は1:8の授業1回あたりの売上は1:1の授業1回あたりの売上よりも当然高くなるわけで、1:8授業でしか人件費をペイできないからだと思う。フィリピン人と同じサラリーではアメリカ人講師は来ないだろう。
また、1:1の講師の中には授業中に会話が止まってしまう講師がいるそうであるが、そのようなレベルであれば多人数を相手にするクラス運営は難しい。恐らくCPILS講師のキャリアパスは、大学卒業後に1:1クラスで経験を積み、レベルアップした講師だけが1:4クラスやリスニングクラス、ナイトクラスに移行していくのだろう。1:4以上のクラスでは1:1クラスに比べて売上が4倍以上になるので彼らに支払う給料を上げることができる。1:4以上のクラスの講師は皆が優秀な雰囲気だった。
フィリピン人講師は、日常生活で英語を一生懸命勉強していても、友人や近隣の人との会話で英語を使っていないと思う。私の1:1クラスの講師が休憩時間に隣の部屋の講師と現地語で話していたからだ。彼らとしてはやはり現地語が一番使いやすく気持ちが伝わる言語なのだ。彼らにとって英語は仕事上必要な言語なのだろう。
授業時間
月曜から木曜は通常授業(80分授業)を行い、金曜日は短縮授業(60分)が行われる。1時間目 8時から9時20分 1:8クラス
講師はネイティブのアメリカ国籍の先生だった。先ほど紹介したオックスフォードの教科書を使って授業を進めていて、これから紹介する他の授業も同様にオックスフォードの教科書を使用している。
1:8クラス |
2時間目 9時25分から10時55分
私は授業がなかった。その間に復習を行ったりして自習した。自習室 私の滞在中に途中から急に室内が変な匂いになった。 なんか薬品臭かった。 |
3時間目 11時10分から12時30分 1:1クラス
約1.8m×1.8mの部屋、窓、ドア、空調付きだったので、隣の会話は聞こえなかったが、たまに隣のCDの音が聞こえてくることがあった。講師は現地の女性(20代前半)
小さい頃から英語を勉強し続けているようで、授業は全て流暢な英語だった。他の先生も同様のようである。
性格的に明るく、私の悪いところを的確に指摘してくれるくらい親切な先生だったので感謝している。
大学で優秀な学生だったようで、天文学やフロイト心理学について英語で解説してくれたが、なんとなくしか意味がわからなかった。
4時間目 1時30分から2時50分 1:1クラス
講師は現地の女性(30歳くらい)既婚者で経験が長い分、落ち着いた雰囲気の先生だった。
5時間目 3時5分から4時25分 1:4クラス
講師は現地の女性(30歳くらい)明るい女性だった。
6時間目 4時40分から6時 リスニングクラス 1:8
講師は現地の女性(30歳くらい)いつも明るい色の服装で、さらに学生全員に気配りを見せてくれて、学生に対し積極的に話題を振る明るい先生だった。
CDを何回も聞きながら聞き取り内容を書き込んでいくというトレーニングを行った。
ナイトクラス 6時40分から7時40分
ナイトクラスは参加・不参加自由の授業で英語力をさらに向上させたい学生が参加している。クラスは下記の通り。
POPS ENGLISH :英語の歌を聞いて、それをテーマに授業を進めていく
MOVIE CLASS :英語の映画を見る。内容によっては相当に高度なレベルだった
SPEECH IMPROVEMENT :参加はしたことがないが、恐らく名前の通りである。(要事前登録)
TOEIC BEGINNER :TOEICの試験対策クラス
TOEIC INTERMEDIATE :TOEICの試験対策クラス(ハイレベル)
考察
英語を英語で勉強する機会というのは人生ではそんなに無いもので貴重な経験だった。CPILSは他の語学学校に比べて歴史があり、講師の質・量共にハイレベルだと他の学校を知る友人が言っていた。
ある韓国人学生はイギリスに語学留学には行ったものの、1クラスに30人学生がいて話す機会が全く無く嫌気が差してCPILSに来たと言っていた。
アメリカ人ネイティブが1:8の授業しか担当しない理由は1:8の授業1回あたりの売上は1:1の授業1回あたりの売上よりも当然高くなるわけで、1:8授業でしか人件費をペイできないからだと思う。フィリピン人と同じサラリーではアメリカ人講師は来ないだろう。
また、1:1の講師の中には授業中に会話が止まってしまう講師がいるそうであるが、そのようなレベルであれば多人数を相手にするクラス運営は難しい。恐らくCPILS講師のキャリアパスは、大学卒業後に1:1クラスで経験を積み、レベルアップした講師だけが1:4クラスやリスニングクラス、ナイトクラスに移行していくのだろう。1:4以上のクラスでは1:1クラスに比べて売上が4倍以上になるので彼らに支払う給料を上げることができる。1:4以上のクラスの講師は皆が優秀な雰囲気だった。
フィリピン人講師は、日常生活で英語を一生懸命勉強していても、友人や近隣の人との会話で英語を使っていないと思う。私の1:1クラスの講師が休憩時間に隣の部屋の講師と現地語で話していたからだ。彼らとしてはやはり現地語が一番使いやすく気持ちが伝わる言語なのだ。彼らにとって英語は仕事上必要な言語なのだろう。
ランドリーサービスの洗濯物はここに干されているその後、折りたたんで返却される。 依頼日から2日後の夕方に受け取ることができる。 |
開放感あふれるプール 自由に泳げます |
ロビーを上から撮影 |
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