セブで食中毒になっても怖くないよ

私がセブで食中毒に罹ってすぐに完治した話

私は2ヶ月の滞在期間中に2度食中毒をおこし、2度共にセブドクターズ・ユニバーシティー・ホスピタルのお世話になった。ここでは1回目の体験談を書きたいと思う。

1回目の食中毒

セブで語学留学を開始して1週間後くらいに2時間に1回ぐらいトイレに行きたくなり、下痢を繰り返すという症状になった。当初は環境に不慣れなせいだろうと考えていたが、2日が過ぎた時にインターネットで調べると2日以上の下痢は食中毒の可能性大と書いてあった。そのため、病院に行くことにした。

緊急アシスタンスサービスダイヤルに電話した

保険サービスの利用手引き

緊急アシスタンスサービスの電話番号表

クレジットカード

私は三井住友VISAカードのゴールドカードの保険サービスを利用していたので、会員専用の緊急アシスタンスサービスダイヤルに電話をかけることにした。
といっても、フィリピン国内の電話番号の仕組み、部屋にある電話機の使い方がわからなかったため、タブレットPCから電話アプリ（SMART TALK）を使い電話番号表の最下段にあるおそらく日本国内のものであろう番号に電話をかけた。そのときタブレットPCはwifiでインターネットに接続されていた。
また、SMAR　TALKは日本国内の通話先を想定したアプリであるため、81-18-888-9998の番号の81は日本の国番号なので除外して、0を付加した番号つまり、018-888-9998をダイヤルした。案の定、日本人と話すことができた。こちらの病気の症状を伝え、カード番号、生年月日などの個人情報を伝えた。その担当者はセブのスタッフと調整を行ったあとにこちらに連絡をくれるという。SMAR TALKの050から始まる電話番号を伝え電話を切った。しばらくして、電話が架かって来た。さすがにその時は日曜日の夜9時だったので明日の朝に指定の番号に架けてセブの日本人スタッフと調整してほしいという。私は言われた通りにすることにした。
月曜の朝、語学学校のスタッフに頼んで、昨日教えてもらった番号に電話をかけた。セブの日本人スタッフが電話に出たので病院の予約をした。パスポート、私の三井住友VISAカードを忘れずに持ってきてほしいと言われた。私は病院の所在地、担当者の名前を聞き、それらをメモに書き取った。語学学校の女性看護師とタクシーで病院に向かった。

セブドクターズ・ユニバーシティー・ホスピタルに行った

病院に到着するとその女性看護師は日本人デスクがある部屋まで私を連れて行ってくれた。どうやら今までに何度も足を運んだことがあるようだった。日本人デスクは病院の正面玄関から建物内を東側に抜けて、細い南北の道路を渡った隣の建物にある。その部屋に入ると、6畳ほどの空間に1名の日本人女性職員ともう1名の現地人女性スタッフが居り、さらに奥の部屋が小さな診療部屋となっていた。コピーを取る必要があるというのでパスポートとクレジットカードを預け、指示された書類を記入するために椅子に座った。壁に掛けられた1畳ほどの大きさのホワイトボードに目を向けると、曜日と時間さらに小さな字でたくさんの日本人名がローマ字で書かれていた。
書類を書き終わると、奥の診療スペースに案内された。一人の30代前半ほどの現地人男性医師が椅子に座っていた。2回目の食中毒のときに直接聞いたのだが、その方はyoutubeで日本語を毎日勉強しているらしい。さて、診察には語学学校の看護師と日本人現地スタッフが立ち会った。ベッドに寝るように、日本人スタッフ経由で指示された。医師は私をベッドに寝かせた後にお腹を押さえて、中の様子を探っているようだった。診察が終わるとプラスチック製のカップを渡された。検便の必要があるという。検便の検査結果は数時間後に判明するため、その時に検査結果と薬を取りに来てほしいと言われた。いろいろと相談した結果、検査結果と薬は語学学校の看護師が病院に取りに行ってくれることになった。
お金の話になるが、治療費の支払いは必要なかった。病院までの交通費も保険の保証対象になるとアシスタントサービスとの電話で言われたが、往復400円ほどのタクシー代を請求するのが面倒くさかったのでしていない。