2014年5月19日月曜日

セブで損を最小限に日本円をペソに両替する方法 ~実践編その1~

はじめに

セブ島内で過ごすには日本円をフィリピンペソにしないと始まらないわけですが、コスト面でどこで両替するのがベストなのか迷うところだと思います。
私はそれを検証するためにセブから日本に帰国する日から遡って1週間以内に様々な手段で日本円をペソに両替してみました。
様々な手段とは下記のとおりです。

①株式会社ジェイティービーが発行するMoney T Cardを利用してペソを引き出す方法
②三井住友VISAカードの海外キャッシングサービスを利用してペソを引き出す方法
③アヤラモール内の飲食店で三井住友VISAカードを利用して支払う方法
④アヤラモール内の両替屋を利用する方法
⑤セブ空港内の両替屋を利用する方法
⑥マニラ空港内の両替屋を利用する方法



これらを実践してみて、それらの方法で日本円換算でいくらコストが掛かったのか検証しました。

※これらの方法は1週間以内の範囲内で行いましたが、わずかながら為替変動による誤差を含むデータであることをご了承ください。




①Money T Cardを利用してペソを引き出す方法


MoneyT Cardとは
MoneyT Cardとは日本に住む人なら未成年でも申込可能なキャッシュカードです。親御さんを代理人登録して日本国内から親御さんが振り込まれたお金をお子様が現地通貨で引き出すことが可能です。残高以上のお金は引き出せません。ショッピングでも利用可能です。
カードの申込手続きはとても早く、ネット上での申し込みから5日ほどでカードを手にすることができました。

実際に引き出してみた (帰国2日前)
アヤラモールの地下にあるBPI銀行のATMで1500ペソを引き出した。
後で気づいたが、予め登録しておいたメールアドレスに利用記録がリアルタイムで届いていた。
また、BPIだけでなくBDO銀行もだが、フィリピン国外で発行されたカードでお金を引き出そうとすると200ペソ手数料が引かれるようだ。後述する三井住友VISAカードでも同様だった。ATMを操作するときにその警告が表示されてOKを押さないと先に進めない仕組みになっていた。1500ペソ引き出すつもりだったが銀行の手数料として200ペソがBPI銀行に取られるのでメールで届いた利用記録では1700ペソ引き出したと記録されていた。
また、私の口座からは4295円引かれていた。
MoneyT Cardの手数料として公式WEBページには


お引き出しの都度、ATM引出手数料を申し受けます。〔1回200円〕

為替手数料
4%(海外不課税)
※ATM引出・ショッピング時。
※円建利用額に含めて、カード残高より申し受けます。 

と書いてあった。

4295円の内、ATM引出手数料が200円。
残った4095円÷1.04(4%) = 3938円(小数点以下四捨五入)なので
4095円 ー 3938円 =157円がJTBが受け取った為替手数料となる

おさらいすれば4295円の内、200+157=357円がJTBの取り分
ATM手数料200ペソ(約480円)がBPI銀行の取り分となる。

さらに1700ペソ÷3938円 =0.432(1万円=4320ペソ)で、これがこの日の為替レートであることがわかる。
そのATMと目と鼻の先にある両替所の当日の為替レートがYen=0.4330(1万円=4330ペソ)だった。(10ペソしか変わらない。)
MoneyT Cardカードなんか使わずにすぐ近くの両替所で交換しておけば、JTBの取り分357円、BPIの取り分200ペソ(約480円)合計837円を損せずに済んでいたことがわかる。
837円あったら、アヤラモールで美味しい豚カツ定食を食べれてたよ。

200ペソの手数料を了承しないと前に進めない

アヤラモールの地下のATM

MoneyT Cardと両替所を使ったときのコスト比較を表計算してみた。
為替レートは両者とも(1万円=4330ペソ)とし、JTBの手数料、BPIの手数料も計算に入れた。
表を見ると1万ペソを比較した場合MoneyT Cardは約1400円損をしていることがわかる。

500~10000ペソに両替するのに必要な日本円の比較
↓↓↓フィリピン留学blogランキングはコチラ

0 件のコメント: